研究航海第二レグ:熊本ー天草

第二レグが始まりました。 第一レグの終着地は鹿児島県の谷山港でしたが、船長が別クルーズで船を天草に回してくれていたので、今回は熊本から入ります。 ちょうど梅雨の真っ只中で、阿蘇の外輪山には雲と霧がかかっています。 阿蘇山は今年に入っても噴火が続いていましたが、地元の人たちはいたって平然と暮らしていました。 阿蘇カルデラの外輪山より見下ろした内部。市街地の外は農地で埋め尽くされています。 今回のクル […]

桜自然塾にて研修 (3)

最終日は社団の伊勢詣で&水源探訪ツアーです。 伊雑宮をはじめいくつかの社祠にお参りしました。 伊勢神宮とは異なる系列の、天の岩戸と呼ばれる神社と名水百選にもなっている恵利原の水穴にて山水を採取。 採取直後よりも時間が経って常温になった方が美味しさを感じる水でした。 さらに上に山道を登ると、二種類の木が癒合した御神体が祀られていました。 社の形は、エジプト調査で見た神殿の最奥のチャンバーに格納されて […]

桜自然塾にて研修 (2)

2日目の朝は、伊勢神宮外宮の側にある月夜宮の参拝から始まりました。 参拝よりも巨木に群がって喜ぶ面々。 大きな命の足元では、小さな命もその営みを続けていました。 2日目は伊勢市の宮川河口にある生態系の観察と活用の研修です。 巨大な中洲は農地として分割されていますが、多くが耕作放棄されて藪や木に覆われ、地主が多いため再統合も進まず放置されています。 高枝バサミを準備して、いざクワの実狩りに出発。 草 […]

桜自然塾にて研修 (1)

社団法人シネコカルチャー及びSonyCSL協生農法プロジェクトのメンバーで、6月1−3日に桜自然塾において協生農法と生態系活用に関する研修を行いました。 初日は茅原農園における農法講習に同行し、観察と収穫を行いました。 水路を切って山水の効能を生かす栽培実験場所。元から生息しているミツバの大株が強健に育っている他、コマツナやラディッシュなどアブラナ科野菜や、サンチュ、トウ立ちしているニンジンなどを […]

山中湖村で協生農法について講演

3月24日に山梨県南都留郡山中湖村のFood Court SANKAKUにて協生農法の勉強会が開催され、当法人の太田が講演してきました。 今回この会をコーディネートしてくださった脳外科医の荘司さんの案内で山中湖村へ向かい、到着後は主催であるGOJAPAN次世代農業研究会の荒山さんにご本人がこれから協生農園を立ち上げる予定だという土地を見せていただきました。 テニスブームの頃にたくさんつくられたテニ […]

桜自然塾の視察旅行に参加(4):鹿児島県指宿市

指宿(いぶすき)に新設予定の協生農園候補地に向かいます。 車を農道に止めて、周囲の地形や植物を調べながら耕作放棄地となった奥へ入っていきます。 細い道沿いには様々な有用植物がありました。   左右に盛り上がっていた藪が開け、農園予定地が見えてきました。 元々グアバの苗木園として使っていた場所で、今でも400本を超えるグアバの果樹が残されています。 この場所にはピンクと白の二品種が植えられ […]

桜自然塾の視察旅行に参加(3):宮崎通過ー鹿児島県 桜島ー指宿

三日目は、協生農法南西諸島ネットワークの1つの要となる鹿児島県指宿市の農園予定地の視察に向かいました。 午前中は大分県津久見市から宮崎県を通過し鹿児島まで、道路沿いの土地利用や植生について議論しながら進みます。 高く育ったスギ・ヒノキ林の中でも、ヤマザクラだけは鳥による播種伝搬で定着し、ちょうどこの時期の花が見頃です。 途中のパーキングエリアで植物の観察をする面々。 竹林も上から覆い尽くし、動物は […]

桜自然塾の視察旅行に参加(2):大分県津久見市

桜自然塾との視察旅行二日目は、野人・大塚氏の故郷である大分県津久見市に向かいました。 四国の佐多岬から大分の佐賀関へ、一時間あまりのフェリーの旅です。 佐賀関から南下すると、高校時代まで大塚さんが過ごした津久見市四浦半島(ようらはんとう)が見えてきました。 先端に保戸島が見えます。 「この湾では小学生の時に電気クラゲの群れに突っ込んで失神した。」 「ここでは高一の時に電気クラゲに刺されて今でも手首 […]

桜自然塾の視察旅行に参加(1):高知県吾川郡

当社団代表の舩橋が、協生農法の社会実装を進める(株)桜自然塾の視察旅行に参加し、協働するスタッフのルーツをより深く理解するとともに、南九州における協生農法の今後の展開地の視察を行いました。 初日は伊勢協生農園のある三重県伊勢市から、明石大橋を渡って四国の高知県吾川郡まで向かいました。 桜自然塾を支えるスタッフの生まれ育った場所でもあり、険しい山と綺麗な水に囲まれて栄える小さな集落です。   […]

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