青木浦

地元の方々と交流しながら、若松港で一夜を明かしました。 クルー達は早速朝から地元民と交流してどんどん新しい情報を得ています。 港内には小さな船も多いです。 よく湾の奥などに漂着している発泡スチロールの浮きはこのような係留場所から出ているようです。 昨夜の煮アナゴの残りと温野菜で朝ごはん。 それでもまだ食べきれない魚はみりん干しの干物など保存食にしています。 昨日からお世話になりっぱなしのフェリー乗 […]

若松

奈良尾を去る日が来ました。 ちょうど月夜間が終わり、今朝は巻き網漁船団の出航日です。 島の人たちと一緒に先ずは船団を見送ります。(画像をクリックして動画再生可能) 昨夜のうちに十数隻の漁船が奈良尾港に集結していました。 15人のインドネシア人の漁業研修生が乗っているそうです。 次の満月まで、1ヶ月間家族と離れて対馬の海で巻き網漁を実施します。 巻き網漁の原理がフェリーターミナル二階に展示されていま […]

頭ヶ島・立串・津和崎

今日も朝から晴れで、目を閉じても瞼の裏に日が熱いくらいです。 出航してから睡眠時間が5.5時間程度でしたが、ここにきて忙しくなり昨夜は3.5時間でした。 揺れる小さな船の上で生活していると全身の感覚が周囲の自然とつながって来て、身体の中をそのまま風が吹き抜けたり光が射し抜けていくように感じ、疲労はありますが疲労感はあまりありません。 調査の記録やクルー同士の連絡を取るのにPCや携帯などの情報通信機 […]

奈良尾・若松・有川

昨日までの雨もすっかり止み、雲間から晴れやかな太陽が昇ってきました。 昨夜から今朝にかけて魚釣り専門のクルーが中層の魚を大量にゲット。 釣れ過ぎたので最後は市場価格にして数千円の魚をリリースして帰ってきました。 クーラーボックス、生け簀ともに食料は満タンです。 自分も朝の奈良尾港を見ながら朝飯前の釣り。 小さなアカエソがかかりました。鋭い歯が肉食の食性を物語っています。 釣って3分で腹を抜いて焼き […]

野母崎-奈良尾

長崎の野母崎を出て、五島列島の奈良尾に向かいます。 朝の素潜りを楽しむクルーたち。 海水の透明度も高く豊かな磯ですが、相変わらず浜辺のプラスチックゴミが目立ちます。 プラスチックの育苗ポットが捨てられていたのを拾ったクルー。 長命草(ボタンボウフウ)の苗を作り自分の協生農園に導入するそうです。 一汗流した後の朝食は、第一レグ以来船底に眠っていた古米のチャーハンに、前夜のスズキを一晩煮込んだ白湯汁。 […]

天草-野母崎

昨日に続いて好天に恵まれ、今後数日は天気は安定しそうです。 有明海を抜けた外洋への出口にある野母崎に向けて出航します。 クルーが昨夜の夜釣りで掛けた大型のスズキを絞めてから出発しました。 第一レグにも同乗したメンバー三人に加えて、第二レグは新メンバー3名を加え総勢6名になりました。 出航早々にハプニングに見舞われます。 マリーナからの出艇の際に、船長が曲がりきれずに他のクルーザーのアンカーに当たっ […]

天草・樋合島

明日の出航に備えて、装備の試験、船の整備、買い出しなどを行いました。 朝のマリーナはウグイスの鳴き声が爽やかです。(画像をクリックして動画再生可能) 一羽のトンビが常に空高くから我々を見ており、桟橋の下には時折大きなクロダイが姿を現します。 装備を点検するクルー。サメ避けをうたう磁力バンドを手首に巻いています。 効果のほどは不明なので実際のサメで検証したいところですが、とりあえず磁気で肩こりが緩和 […]

研究航海第二レグ:熊本ー天草

第二レグが始まりました。 第一レグの終着地は鹿児島県の谷山港でしたが、船長が別クルーズで船を天草に回してくれていたので、今回は熊本から入ります。 ちょうど梅雨の真っ只中で、阿蘇の外輪山には雲と霧がかかっています。 阿蘇山は今年に入っても噴火が続いていましたが、地元の人たちはいたって平然と暮らしていました。 阿蘇カルデラの外輪山より見下ろした内部。市街地の外は農地で埋め尽くされています。 今回のクル […]

桜自然塾にて研修 (3)

最終日は社団の伊勢詣で&水源探訪ツアーです。 伊雑宮をはじめいくつかの社祠にお参りしました。 伊勢神宮とは異なる系列の、天の岩戸と呼ばれる神社と名水百選にもなっている恵利原の水穴にて山水を採取。 採取直後よりも時間が経って常温になった方が美味しさを感じる水でした。 さらに上に山道を登ると、二種類の木が癒合した御神体が祀られていました。 社の形は、エジプト調査で見た神殿の最奥のチャンバーに格納されて […]

桜自然塾にて研修 (2)

2日目の朝は、伊勢神宮外宮の側にある月夜宮の参拝から始まりました。 参拝よりも巨木に群がって喜ぶ面々。 大きな命の足元では、小さな命もその営みを続けていました。 2日目は伊勢市の宮川河口にある生態系の観察と活用の研修です。 巨大な中洲は農地として分割されていますが、多くが耕作放棄されて藪や木に覆われ、地主が多いため再統合も進まず放置されています。 高枝バサミを準備して、いざクワの実狩りに出発。 草 […]

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