エジプト視察(5):Cairo(古代文明編)

エジプトの首都、Cairo(カイロ)にやってきました。 カイロと言えばギザのピラミッドです。 大きなピラミッドだけでも4つあり、その中でも最大のものが「クフ王のピラミッド」と呼ばれています。 近づくとやはり巨大です。 中には精巧に巨石をずらして組み上げることで作られた通路が上の奥へと続いています。 最奥部の棺室の石棺。 これが本当にクフ王のものだったのか、今でも諸説紛糾しているようです。 クフ王の […]

エジプト視察(4):Luxor(農園視察編)

古代遺跡の見学の合間をぬって、Luxor近辺にある農園の視察も行ないました。 Luxorの西岸へ、市街を抜けて水路に沿って進むと、様々な畑がモザイク状に入り組んだ農地が広がっています。 水の引かれた畑には水鳥が集い、農民たちと午後ののどかな時間をすごしていました。 土はナイルの粘土が混ざっているせいかかなり粘性があり、乾燥すると大きく硬い土塊になります。 El Qurna という場所にあるサトウキ […]

エジプト視察(3):Luxor(古代文明編)

ファラオの新王国時代(紀元前1570-1000年)に最も栄えた古代エジプトの首都、Luxorにやって来ました。 先ずは古代文明編です。 言わずと知れたルクソール神殿。アメンホテプ三世、ラムセス二世と言った強大なファラオにより建築され、アレクサンドロス大王も増築をおこなっています。 入り口に立っているオベリスクは元々一対あったのですが、右側のものはフランスに持ち去られ、現在パリのコンコルド広場に置か […]

エジプト視察(2):ナイル川下り

AswanからLuxorにかけて、ナイル川を船で下りながら周囲生態系や文化遺産を視察しました。 ナイル沿いは牧草地やバナナ園などが点在していて緑が豊かなように見えますが、その向こうは一面の砂漠です。 GoogleMapの衛星写真で見ると、ナイル川の周囲にだけ緑のラインが形成されているのがよくわかります。 アスワンハイダムの建設によって、ナイルの氾濫は制圧され、サトウキビの製糖工場やアルミニウム精製 […]

エジプト視察(1):Aswan

11月半ばより、生物多様性条約COP14のためにエジプトに滞在しています。 ついでに、エジプトの古代から現代に渡るまでの食料生産性について知見を深めるべく、ナイル川沿いに視察を行いました。 ナイルの上流から下流に向けて下りながら視察するために、先ずは南部のAswanに向いました。 移動の飛行機はどれもCOP14の広告がついています。 Aswanと言えばアスワンハイダムです。実際にその上に立って、建 […]

“人因的生態系擴張,2045年的食物生產與科研目標” npj science of food論文 中文翻譯

この記事は、以下の論文 “Human augmentation of ecosystems: objectives for food production and science by 2045” をソニーコンピュータサイエンス研究所リサーチアシスタントの林凱元が中国語に翻訳したものです。   人因的生態系擴張,2045年的食物生產與科研目標 株式會社索尼電腦科學研究所(Sony Com […]

新潟商工中金会三条部会 例会にて講演

当法人の講師・太田耕作が11月12日に新潟県の三条市において開催された「新潟商工中金会 三条部会 例会」で協生農法について講演しました。昨年、協生農法の原型創案者の大塚さんが講演された会です。 前回の三条市においての講演と同じく、農業と環境に関する世界的な背景から協生農法の理論、実践の事例、今後の展望などについてお話させていただきました。 会場からは、害虫などの問題で近隣の人から苦情が来たり迷惑が […]

論文「人間による生態系の拡張:食料生産と科学の2045年目標」邦訳

この記事は、以下の論文 “Human augmentation of ecosystems: objectives for food production and science by 2045” をソニーコンピュータサイエンス研究所リサーチアシスタント 兼 (社)シネコカルチャー講師・太田耕作が訳したものです。   人間による生態系の拡張:食料生産と科学の2045年目標 株式会社ソニー […]

プロダクト評価:第一レグ

第一レグのプロダクトスポンサーより提供いただいた製品の使用報告とSUS評価です。 SUSとは、Survivability(サバイバル性)-Utility(利便性)-Sustainability(持続可能性)の略です。 それぞれの項目について、実地の活用を踏まえて以下の4段階で船橋が独自に評価します。 ◎:十分な配慮がなされている ○:配慮がなされている △:配慮が不十分 ×:配慮なし 今回プロダク […]

進化群集生態学シンポジウム2018にて講演

9月15日、京都大学で開催された「進化群集生態学シンポジウム2018」に当法人の太田が講演者として参加してきました。生態学に関わる国内の学者の方々が一堂に会し、生態学の今後のあり方について多くの議論が行われました。  はじめに主催者である門脇浩明様より、本シンポジウムの趣旨説明がありました。今日我々が直面している生態系を取り巻く様々な問題に対して、同じ生態学者でも分野が違う者同士がその枠組みを超え […]

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