エジプト視察(7):Alexandria, Suez
- 2018.12.07
- 視察旅行
Cairo滞在の合間を縫って、地中海沿岸のAlexandriaと紅海側のSuezまで足を運びました。
Alexandriaの場所:
ナイルデルタの西側に位置しています。
トップ画像は夕暮れ時の Alexandria 地中海沿岸の景色です。
ナイルデルタは植生があるので蒸散による雲形成サイクルがあるのでしょう。間欠的に強い雨が降ります。
カイロから車で3時間ほどですが、全く別桁の降水量があります。風も強く、小嵐に時折見舞われます。
歩道にも久々に見る大きな水溜りが。
Alexandria まで来ると、途端に街並みがヨーロッパ調になるように感じます。
有名なアレクサンドリア図書館。古代のものは残っておらず、現代になってから国際コンペで新設したものです。
ホルス(鷹の神)の目を模った自然採光の窓で照らされた、世界最大の閲覧室があります。
Alexandria 市内の「ポンペイの柱」とスフィンクス。(しかしイタリアのポンペイとは全く関係がないそうです。)
柱の周りに広がる、セラペウムの遺跡と現代の街並み。
更に、アレキサンドリア国立博物館では、古代から近世までの数々のエジプト文明の遺物を改めて一気に見ることができました。
違う日には、スエズ運河の紅海側の出入り口である Suez を訪れました。
未だ危険レベルの高いシナイ半島に接する軍事エリアでもあり、運河以外の限られた場所しか撮影はできません。
しかし補助金が降りているせいか、Aswanなどよりは近代的な建物が多いように見受けられました。
第二次中東戦争における英仏軍の空爆によって破壊された建物が依然として散見されます。
スエズ運河がチラリと見えてきましたが、ここから先は軍により一切の撮影は禁止されていました。
Suez市内に戻ると、紅海が近い事もあり新鮮な魚介類が並ぶ魚屋がありました。
Aswanと異なりSuezでは冷蔵されています。
タイ、ボラ、スズキなどは日本でも馴染みの魚です。
ちょうど私の誕生日だったので、スエズ運河でとれた魚介類のご馳走をいただきました。
香りの強いサラダとよく合うエビの揚げ物。
背割りが特徴的なスズキのsingaryという料理。
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