三日目は、協生農法南西諸島ネットワークの1つの要となる鹿児島県指宿市の農園予定地の視察に向かいました。 午前中は大分県津久見市から宮崎県を通過し鹿児島まで、道路沿いの土地利用や植生について議論しながら進みます。 高く育ったスギ・ヒノキ林の中でも、ヤマザクラだけは鳥による播種伝搬で定着し、ちょうどこの時期の花が見頃です。 途中のパーキングエリアで植物の観察をする面々。 竹林も上から覆い尽くし、動物は […]
桜自然塾との視察旅行二日目は、野人・大塚氏の故郷である大分県津久見市に向かいました。 四国の佐多岬から大分の佐賀関へ、一時間あまりのフェリーの旅です。 佐賀関から南下すると、高校時代まで大塚さんが過ごした津久見市四浦半島(ようらはんとう)が見えてきました。 先端に保戸島が見えます。 「この湾では小学生の時に電気クラゲの群れに突っ込んで失神した。」 「ここでは高一の時に電気クラゲに刺されて今でも手首 […]
当社団代表の舩橋が、協生農法の社会実装を進める(株)桜自然塾の視察旅行に参加し、協働するスタッフのルーツをより深く理解するとともに、南九州における協生農法の今後の展開地の視察を行いました。 初日は伊勢協生農園のある三重県伊勢市から、明石大橋を渡って四国の高知県吾川郡まで向かいました。 桜自然塾を支えるスタッフの生まれ育った場所でもあり、険しい山と綺麗な水に囲まれて栄える小さな集落です。   […]
トップ画像:シナイ半島の海陸の様子の対比。 CBD-COP14で訪れていたSharm El Sheickは、Suezの対岸にあるシナイ半島の南端にあります。 海に面したリゾート地ですが、陸上にはほとんど植生が無い岩山だらけで、旧約聖書でモーセが「十戒」を授かったと言われるシナイ山があります。 一方で、一歩海に入った浅瀬はカラフルなサンゴと固有種に満ち溢れた豊かな海洋生態系があります。 Sharm […]
フランスによって持ち去られたエジプト古代文明の遺物のうち、パリのルーブル美術館にあるものの紹介です。
Cairo滞在の合間を縫って、地中海沿岸のAlexandriaと紅海側のSuezまで足を運びました。 Alexandriaの場所: ナイルデルタの西側に位置しています。 トップ画像は夕暮れ時の Alexandria 地中海沿岸の景色です。 ナイルデルタは植生があるので蒸散による雲形成サイクルがあるのでしょう。間欠的に強い雨が降ります。 カイロから車で3時間ほどですが、全く別桁の降水量があります。風 […]
カイロ近郊での農業視察編です。 ギザより更に南へ下ったところにある、Abu Sir(地図中で赤く囲まれた地区)にやって来ました。 小規模農家が連なっており、その中の一つを訪問して色々な話を聞くことができました。 夜明け前に水牛、牛、ロバなど家畜を10頭ほど連れてきて、1日農作業し、夕方近くの家まで家畜とともに帰るそうです。 水牛舎の中の様子。見慣れぬ人が来て少し戸惑っていましたが、アルファルファや […]
エジプトの首都、Cairo(カイロ)にやってきました。 カイロと言えばギザのピラミッドです。 大きなピラミッドだけでも4つあり、その中でも最大のものが「クフ王のピラミッド」と呼ばれています。 近づくとやはり巨大です。 中には精巧に巨石をずらして組み上げることで作られた通路が上の奥へと続いています。 最奥部の棺室の石棺。 これが本当にクフ王のものだったのか、今でも諸説紛糾しているようです。 クフ王の […]
古代遺跡の見学の合間をぬって、Luxor近辺にある農園の視察も行ないました。 Luxorの西岸へ、市街を抜けて水路に沿って進むと、様々な畑がモザイク状に入り組んだ農地が広がっています。 水の引かれた畑には水鳥が集い、農民たちと午後ののどかな時間をすごしていました。 土はナイルの粘土が混ざっているせいかかなり粘性があり、乾燥すると大きく硬い土塊になります。 El Qurna という場所にあるサトウキ […]
ファラオの新王国時代(紀元前1570-1000年)に最も栄えた古代エジプトの首都、Luxorにやって来ました。 先ずは古代文明編です。 言わずと知れたルクソール神殿。アメンホテプ三世、ラムセス二世と言った強大なファラオにより建築され、アレクサンドロス大王も増築をおこなっています。 入り口に立っているオベリスクは元々一対あったのですが、右側のものはフランスに持ち去られ、現在パリのコンコルド広場に置か […]