硫黄島(2)

一夜明けて、レースに参加したヨットたちは早朝から続々と出港していきました。 台風12号が本州を横断したのち九州北部に接近しつつあり、時折突風が吹き始めています。 一艇一艇、島の人たちが船名を呼びながら手を振って送り出してくれます。 徹夜続きで準備、運営、送り出しと本当にパワフルで温かい人たちです。 我々の船だけ西の風上周りで鹿児島に向けて進路をとりました。 島を抜けた後にアビームの風を受けるためで […]

硫黄島(1)

台風12号が前代未聞の針路で迫っています。 東京、伊勢志摩、そして福岡を直撃する東から西への本州横断という奇妙な動きは、ヨット経験50年の花田船長でも見たことが無いものでした。 (上図:右から左へ時系列順に台風の進路予想。) 九州南部の豪雨が予想され、我々もその直撃を喰らうことになります。 食糧を確保しつつ、急いで鹿児島方面へ北上します。 トローリングでは、シイラとキハダマグロ二匹をゲットしました […]

口永良部島

トカラ列島を去り、ここからは大隈諸島編です。 海上は水蒸気が濃く、島影一つ見えない中を北上します。 360度水平線の中、穏やかな海を口永良部島へ機帆走。 – Spherical Image – RICOH THETA 2015年の新岳噴火と火砕流の跡も生々しい、口永良部島に到着しました。 一万メートルも吹き上がったという火山灰は、風向きにより屋久島南方の海上に降り注ぎ、北西 […]

口之島

とうとうトカラ列島最北の口之島に着きました。 口之島に住むガイド、浦塘さん(写真右端)に迎えていただきました。 中之島よりも立派な避難港があり、防風フェンスも新調されたばかりです。 すでに夕刻であったため、夜間に港で素潜り調査を行いました。 光量が足りないため海中の写真はありませんが、大型のブダイ、ホウライヒメジ、10頭以上の大小様々なウミガメ、甲殻類など、非常に豊かな海でした。沖に出る突堤を曲が […]

中之島

トカラの中では100人余りと居住者数が最大の島、中之島に到着しました。 (住民票がある方は130人余りいるらしいのですが、鹿児島に居住されたりしていて実際の島人口はもっと少ないそうです。) 現地の村会議員、田中秀治さんの要請を受けて、コミュニティーセンターで協生農法の説明会を行いました。 協生農法に適した土地の探索を兼ねて、現地の農地調査を行いました。 サツダの田んぼ。 中之島、サツダの田んぼで栽 […]

諏訪之瀬島(4)

植生と地質の調査のために、諏訪之瀬島の活火山、御岳に登りました。 登山口から森の中へ入ります。 竹藪とシダの原を抜けると、晴れていれば島の南側の眺望が望めます。 また、噴煙次第ではトカラ列島の10島全てが見えるそうです。 諏訪之瀬島、御岳の中腹より – Spherical Image – RICOH THETA 足元には可憐に花を咲かせるマルバサツキ。 溶岩の間に溜まったわ […]

諏訪之瀬島(3)

諏訪之瀬島での食料調達編です。 元浦港での釣りと素潜りで魚をゲット。 プロダクトスポンサーでもあるSacanaは、GTの部類に入るカスミアジを釣り上げました。 夜釣りではアカマツカサ。山木さんに調理していただき非常に美味でした。 (写真はぶっこみ釣りのために針を通しています) 台風明けには、集落の方々と野生のヤギとりに出かけました。 軽トラでヤギを探しながら走ります。 牧場の近くに小さな群れがい […]

諏訪之瀬島(2)

台風10号が那覇付近を通過する間、諏訪之瀬島の陸調査を行いました。 島の様子を写真で紹介します。 島は至る所火山弾の上に火山灰が積もり、柔らかく雨が降ると滑りやすい土壌です。火山活動の影響で、島の上部はまだ裸地の部分も多いです。 根上岳のナベダオ(旧噴火口が火山灰で平らになった場所)にあるヤマザクラの巨木。 諏訪之瀬島、根上岳のヤマザクラの巨木 – Spherical Image &# […]

平島に入港不可、中之島へ避難

台風10号の風と波が迫っています。 先に平島を調査するために、諏訪之瀬島を出港しました。 追い風で、うねりもありません。 ところが、平島に近づくにつれて3メートル以上のうねりが発生し、バックアップチームからの連絡で入港が不可能と判明しました。 平島の港が小さすぎるのです。 急遽中之島へ針路転換します。 これこそトカラ、凪から強烈なうねりへ、海況が瞬時に転換します。 台風10号を躱す間、中之島の港へ […]

諏訪之瀬島(1)

とうとうやってきました、諏訪之瀬島です。 この島が無ければ、協生農法は生まれなかった。 そう思うと、運命的な巡り合わせを感じます。 島裾は雨でけぶり、大空には噴煙と雲を従えている。 何か善も悪も破壊してしまいかねないようなパワーを湛え、大きな質量が渦巻く島。 不思議と意識が惹きつけられ、見るたびに魅了される島です。 エンジンも快調、諏訪之瀬水道の3メートルのうねりを超えて、東寄りの風を受け7ノット […]

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