伊勢・協生農園及び周囲生態系調査

連日秋晴れで天気がよく、夜遅くまで作業をしても清々しい朝です。 前記事の茶園の管理に引き続いて、伊勢にある茅原以外の協生農園と周囲生態系の有用植物調査を行いました。 ゴーリキマリンビレッジには秋の収穫が揃い始めています。 日本古来の甘味の定番、干し柿。 木から自然落下してから熟成するという、収穫管理しやすい特性を持つフェイジョアの果実。 この他にも、昨日仕入れてきた無施肥・無農薬の放任みかんがどっ […]

伊勢・茅原協生茶園造成(1) 茶刈り

コロナで国内の移動が少なかった一年でしたが、11月末に(株)桜自然塾が管理する伊勢・茅原谷にある茶園の下調べに訪れました。 ほぼ耕作放棄されていた茶園ですが、桜自然塾が毎年茶の木の剪定や草管理などを行って肥料成分の残留を抜き、数年が経過したのでこれから徐々に協生農法を導入するための植生改造を行なっていきます。 (社)シネコカルチャーは、これまでSonyCSLで研究してきた知見をもとに、新しい協生茶 […]

瀬戸内訪問: 直島・豊島・犬島・小豆島

当社団代表の舩橋真俊が、瀬戸内・直島で開催された宇沢国際学館主催の「宇沢フォーラム(今、瀬戸内から宇沢弘文 ~自然・アートから考える社会的共通資本~)」に登壇してから、1か月経った8月後半に改めて舩橋を含めた社団メンバー3人と宇沢国際学館の3人の合計6名で瀬戸内の島々を訪れました。 島々でのアート体験や視察の様子は既に舩橋より3回に分けてブログ紹介されていますので、ここでは社団理事の本條の目線から […]

「整える」こと

先日行われた森ビルのキッズサマーワークショップに前後して、六本木ヒルズ屋上庭園の様子を視察しました。 その中で関係メンバーから出てきた生態系を「整える」という表現について、生態系を記述する上での言葉の選び方にとって重要な点を含んでいたので、所感を書いておこうと思います。 「整える」とは、誰が整えるのでしょうか。 生態系は、植物や動物がそれぞれ生存していく中で全体を形作る力があります。 いわば自然は […]

ZÉNSHO Vision vol.29に対談掲載

当社団代表の舩橋真俊が、株式会社ゼンショーホールディングス代表取締役会長兼社長の小川賢太郎氏と対談を行い、ゼンショーサポーターズクラブ会報誌「ZÉNSHO Vision」vol.29に掲載されました。 許可を得てここに転載します。 乾いた砂漠を多種多様な自然に変える 協生農法が紡ぐ、持続可能な社会 画期的な農業を通じて、地球が直面する様々な課題に挑戦する研究者・舩橋真俊氏。「生物多様性」というキー […]

瀬戸内・宇沢フォーラム (3) : 豊島

宇沢フォーラム終了後は、ベネッセハウス・ミュージアム棟に宿泊しました。 棟内にはミュージアムが併設され、どこからが宿泊施設でどこからがアートなのか境目がなく、寛ぎつつも感覚が開かれるような上質な空間が展がっています。 豪華な朝ご飯。 他にも旬のマナガツオや手作りのイモ豆腐が美味でした。 スタッフの方々のサービスも素晴らしく、きめ細やかな配慮はもちろんのこと、その佇まいの中にこの場で培われてきた謙虚 […]

瀬戸内・宇沢フォーラム (2) : 直島

宇沢フォーラムが開催される直島(なおしま)にやってきました。 港で早速巨大なアート作品のような駐輪場が出迎えてくれます。 直島で最初に開発されたキャンプ場をゲストハウスに改装した「つつじ荘」に宿泊しました。 モンゴルのテント・パオの中からは、布一枚越しに潮騒や陽光が常に感じられます。 目の前は海。 宇沢フォーラムで登壇するセッションのタイトルが「とりまくものたちと生きる ~文化・科学・生命~ 」と […]

瀬戸内・宇沢フォーラム (1) : 犬島

当社団代表の舩橋真俊が、瀬戸内・直島で開催された宇沢国際学館主催の「宇沢フォーラム(今、瀬戸内から宇沢弘文 ~自然・アートから考える社会的共通資本~)」に登壇しました。 フォーラムに先立って行われた福武財団のアート体験ツアーと、犬島・直島・豊島の視察の様子を紹介します。 財団のチャーター船に乗り、銅の精錬所跡を見ながら犬島へ上陸。 犬島精錬所美術館のチケットセンターで、犬島の歴史について学び、地元 […]

ソニーの「社会課題と技術」特集に対談掲載

舩橋真俊が、ソニーの社内特集「社会課題と技術☆最前線」にて対談を掲載しました。許可を得てここに転載します。   社会課題と技術☆最前線 「生物多様性と社会課題」   対談参加者: 舩橋真俊(ソニーコンピュータサイエンス研究所リサーチャー) 島田啓一郎(ソニー株式会社 主席技監)   「社会課題と技術☆最前線」シリーズは、ソニーの社内技術による社会課題解決への貢献をテー […]

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