悪石島
- 2018.07.21
- 研究航海
小宝島から生物相が変化する「渡瀬ライン」を超えて、悪石島に向かいます。
トローリングでツムブリをゲットしました。
悪石島は、その名の通り今にも落石がありそうな急勾配の島です。
火山活動によって強力に隆起した様がまざまざと観察できます。
遥か下の港に我々のヨットが停泊しています。
急勾配の途中にある、対馬丸慰霊碑。同世代を生きた花田船長は言葉少なめでした。
荷積岬からの絶景。
下に降りる階段が中空で途切れており、非常に危険です。
集落のガジュマル。
悪石島の集落のガジュマル – Spherical Image – RICOH THETA
悪石島の人々は皆、悪石島Tシャツ、通称「悪ティー」を来ています。
みなさん非常に親切で、そのギャップが面白いです。
悪石島在住の有川さんに車を貸していただき、陸上調査を行いました。
青空に黒く映える牛。ここでも子牛の育成は鉄板産業です。
遠く諏訪之瀬島を望める岬には、野生のヤギが群れていました。
明日はこの諏訪之瀬島に向かいます。
振り向けば日輪を背負った御岳。トカラ列島では島で一番高い山は大体「御岳」と呼ばれているようです。
停泊したやすら浜港の沖には海中温泉が湧き出していることがわかりましたが、日没で調査終了。