岡山大学にて講義および実地レクチャーを実施

岡山大学にて講義および実地レクチャーを実施

社団ナビゲーターの岡本と研究員の坂山が、 岡山大学にてシネコカルチャー(Synecoculture/協生農法)の講義および実地レクチャーを行いました。この取り組みは岡山大学が内閣府「地域中核大学イノベーション創出環境強化事業」の一環として実施するもので、耕作放棄地や地域資源の利活用を通じて生物多様性の保持、人と自然の共生の実現を目指すプロジェクトです。

https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id14356.html

 

ナビゲーター岡本によるシネコカルチャーの解説

 

研究員の坂山による研究と社会実装の紹介

 

当日は、学生の方々や先生方だけでなく、地域の方々にもご参加いただき、世代や立場を超えて多様な方々が集まってくださいました。

講義では、シネコカルチャーの概要に加え、その元になっている拡張生態系の考え方や、シネコカルチャーの科学的研究・社会実装の事例をご紹介しました。
今回の内容を、地域連携プロジェクトを考えるうえでの”アイデアの種”として活かしてもらえれば嬉しく思います。

質疑応答では、参加された皆さんから意欲的な質問やご意見をたくさんいただき、私たちにとっても多くの学びがある時間となりました。

講義のあとは、教室近くの農場へ移動し、シネコカルチャー(Synecoculture/協生農法)を実装するワークショップを行いました。「シネコカルチャー実践マニュアル」の手順に沿って、畝づくり、植樹、苗植え、種播きを、参加者の皆さんと一緒に行いました。

 

シネコカルチャーワークショップの様子

完成した1号畝。これから定植された種苗が育っていくのが楽しみです

 

完成した畝には、シンボルとしてバナナも植えられています。

なんとこのバナナは、地元企業のご提供によるものだそうです。

 

おかやまシネコカルチャープロジェクト」で管理を行っていくとのことで、”晴れの国”岡山でどのような拡張生態系が育っていくのか、とても楽しみです。

https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id14612.html

 

(「Synecoculture™」はソニーグループ株式会社の商標、「協生農法®︎」は株式会社桜自然塾の登録商標です)