シネコカルチャーの教育・普及活動では、生きもののつながりや生態系のしくみを“体験しながら学ぶ”ことを大切にしています。

環境問題は、研究や技術の進歩、さらには政治(政策)だけで解決できるものではありません。
自然のしくみを理解し、その中で人がどのように暮らしていけるのかを、一人ひとりが自分ごととして考えることが必要だと考えています。

植物や鳥、昆虫などの動物、そして土の中の微生物まで、多様ないきものがつながり合って生態系をつくっていることを、観察したり手を動かしたりしながら体験すると、自然を「守るもの」として見るだけでなく、自分たちもその一部として共に生きているという視点が育まれます。この“気づき”こそが、自然と人との共生につながる出発点になります。

だからこそ、子どもから大人まで、知識を「教える」だけでなく、気づく、考える、たしかめる、感じるなど体験を通じて学べる場づくりを大切にしています。

大学では、拡張生態系(シネコカルチャー)や、社会課題と自然との関係を学ぶ講義やワークショップを実施しています。


また、ソニーグループの教育プログラム「CurioStep」では、小学生向けに、シネコポータルづくりから生態系と人のつながりを探る体験型ワークショップを担当しています。

拠点である大磯の実験農園では企業向け研修を行い、近隣の二宮では地域の活動として、ワークショップやイベントを定期的に開催し、多様な生きものが支え合うしくみやシネコカルチャーの原理を学べる場をひらいています。

さらに、全国での講演・ワークショップ、農園立ち上げ支援などを通じて、シネコカルチャーの普及を進めています。